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天才織田信長。彼の経済政策「価値観を作ること」、と千利休

公開日: : 最終更新日:2015/03/12 社会

 私はお金がほしいです。あなたもほしいと思います。なぜでしょうか。それは、お金に「価値」を見出しているからです。「価値」がなければ誰もほしいとは思いません。一万円札(なければ千円札)を用意して、同じ大きさの紙と見比べてみます。当然、お金の方により大きな価値を感じると思いますが、その「感じ」は、歴史の中で私たちが獲得してきたものに過ぎないのです。ちなみに、私の娘(4歳)にとってはどちらも同じ価値だと思います。彼女はこれからその価値を学んで獲得していくことになります。

 さて、織田信長の時代、人々にとって「価値あるもの」は何だったのでしょうか。それは、「土地です」。 現代の私たちが感じる土地の価値とは違います。私たちは、それが「お金に代わる」ことを知っているから価値を感じます。当時の人にとっては、土地があれば、お米や野菜を作ることができますし、家を建てて住むことができます。だから価値があるのです。もちろん、共有できる部分もあります。
 
 それが、信長にとっては悩みの種でした。それは、現代の社長さんたちが給料の支払いに頭を悩ませているのと同じことです。信長は、傭兵という、戦(いくさ)のプロ集団を抱えていました。この人たちの士気を高めるためにも、報酬として土地を渡さなければなりません。社員のモチベーションを上げるためにボーナスを出すようなものでしょうか。
 ところが、土地には限りがあります。土地には限りがありますが、みんな土地がほしい、だから不満も出ます。

 そこで、天才信長は、「価値観を創造する」ことを考えました。それが芸術であり、茶器でした。
 芸術の価値というものを部下たちに教え込んだのです。そして、それには千利休という芸術の天才の存在が欠かせませんでした。
 信長は成功しました。その結果、土地の代わりに茶器などの芸術品を報酬として部下にあげることができるようになりました。芸術の価値を教わったことにより、それまでただの茶碗だったものが、土地と同じくらいの価値あるものに見えるようになったのです。
 もちろん、そこには千利休という「目利き」がいます。私には芸術の価値は分かりませんが、千利休が「名品」を選び、信長が「これは利休が選んだ名品だ」と言えば部下は満足したのではないでしょうか。

 
 

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