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テレビドラマ「101回目のプロポーズ」。竹内力さんはさわやかでした

公開日: : 最終更新日:2015/09/21 メディア

「101回目のプロポーズ」は、1991年7月1日から9月16日まで、フジテレビで放送された「月9」ドラマです。


主演は、浅野温子さん(矢吹薫役)と武田鉄矢さん(星野達郎訳)です。その他の出演者に、江口洋介さん(星野純平役)、田中律子さん(矢吹千恵)、浅田美代子さん(石毛桃子役)、石田ゆり子さん(岡村涼子)がいます。


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長谷川初範さん(藤井克己役)の娘を演じた田中由香里さん。同姓同名のアナウンサーがいます。「テレポート山陰」(島根県と鳥取県で放送されているニュース番組)でアナウンサーをやられていたこともあり、島根県出身の私は確実に観ています。

 さて、私が注目したいのは、竹内力さんです。映画「ミナミの帝王」の主人公萬田銀次郎を演じ、強面(こわもて)の印象が強くありますが、この「101回目のプロポーズ」で、沢村尚人という、主人公薫に想いを寄せるさわやかなバイオリニストを演じました。「101回目のプロポーズ」→「ミナミの帝王」→「極悪がんぼ」の変わりように、「人間はこんなにも変わるものか」と驚いたものです。
 ドラマでは、主人公星野達郎の「恋敵」を演じます。最初は、「こんなおっさんと一緒にされるのか・・・」などとこぼしましたが、次第に達郎の味方になります。
 薫(浅野温子さん)と達郎(武田鉄矢さん)の恋を中心に、純平(江口洋介さん)→涼子(石田ゆり子さん)→尚人(竹内力さん)→薫(浅野温子さん)に向かう恋心と、千恵(田中律子さん)→尚人(竹内力さん)から千恵(田中律子さん)→純平(江口洋介さん)に移り変わる心、など、大変狭い世界でのやりとりが大変面白かったです。

 さて、こんな話を思い出したので付け加えます。イタリアに伝わる話だそうですが、史実ではないようです。
 レオナルド・ダヴィンチが、「最後の晩餐」という、イエス・キリストとその弟子たちを描いた壁画を残しました。その製作に取りかかり始めたあるとき、ダヴィンチは、とても「美しい」少年に出会いました。「これだ」と想い、その少年をモデルにイエスを描きました。その後、弟子を次々と描きましたが、「裏切り者のユダ」を描くことがどうしてもできませんでした。そんなとき、酒場で、人生の悲哀を一身に背負ったような男に出会いました。「これだ」と思い、ダヴィンチはその男にモデルの打診をしました。
 すると、その男は涙を流しながら言いました。「あなたは数年前に私をモデルにイエスを描きました。今回は裏切り者のユダを描くのですね。私は、こんなにも変わってしまったのか」。

 映画やドラマの役が俳優さんの見た目まで変えてしまうのかもしれません。竹内力さんは主人公そのものになれる名優なのでしょう。

 

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