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とくダネ、印象の違うふたつの詐欺事件。脱獄後また刑務所に出頭、なぜ?

公開日: : とくダネ, メディア, 社会

 今朝(5月8日)の「とくダネ」では、ふたつの詐欺事件が取り上げられました。一つは、日本で起きた86歳の女性による年金不正受給事件、もうひとつはイギリスで起きた、“天才詐欺師”による刑務所脱獄事件です。

〔記事〕年金不正受給:「死亡両親を生存」装い5000万円以上 毎日新聞2015年5月7日

 詳しくはこちらの記事をお読みください。「とくダネ」のスタジオでも、なぜ行政は気が付かなかったのか?という行政システムの盲点や、年金受給額が年々少なくなる中でこのような事件が増えるのでは?といった懸念がなされました。
 日本人の誰ひとりとして他人事ではない深刻な話です。


 一方で、同じ詐欺事件ながら、スタジオの方々も笑顔を交えながらコメントをしていたのが、イギリスで起きた“天才詐欺師”による刑務所脱獄事件です。
 “天才”と呼んでいる時点で何かしら“尊敬”の念もあるように感じられますが。

 同じ“詐欺事件”なのに印象が違う、というところが着目点です。
 それは経験上私もわかっており、私は元警察官ですが、現場では法律上では同じ“犯罪”でも印象が違うということは当たり前なのです。
 
 わずか数ヶ月間の短い交番勤務でしたが、“万引き”にもよく関わりました。10代の子らによるものが本当に多かったのですが、「物がほしい」という理由で取るということはまずないのです
 
「スリルを味わいたい」という理由で万引きをする子は交番でもヘラヘラしている感じです。後は、“大人しい女の子”です。「なんでこの子が?」と思わせるような子がけっこうやっていました。

 これだけでも“印象の違い”ということがわかっていただけると思いますが、後者については、必ずと言っていいほど“厳しそうな親”が本人を引き取りにやってきます。

 万引きをしたのだから厳しいのは当たり前ですが、おそらく普段から“厳しい父親”“厳しい母親”という感じなのです。

「養育」に関する言葉で“受けとめ手”があります。これは、子どもの存在を丸ごと受け止める、という意味で、多くの場合は親です。
 詳しくは、こちらのブログがよくまとまっています。

〔ブログ〕芹沢俊介の養育を語る部屋

 その“厳しい親”たちは彼女たちの“受けとめ手”であるのだろうか、というところが疑問です。

 もちろん万引きは犯罪です。犯罪を擁護しているのではありません。あくまで、“印象の違い”についてフォーカスをしました。


 さて、その“天才詐欺師”ことニール・ムーアは、銀行から数億円のお金を騙(だま)し取ったとして逮捕され有罪、刑務所に収容されました。


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※写真の刑務所は事件とは関係がありません

 
〔記事〕3億円をだまして捕まった詐欺師、刑務所からスマホで偽の釈放メールを送る→まんまと脱獄に成功

 詳しくはこちらの記事を読んでいただきたいのですが、ニールはスマートフォンを入手すると検察官になりすまし刑務所に通知を送りました。内容は、「ニール・ムーアを釈放しろ」というものです。

 これを成功させるには数々の難関があったはずですが、その一つひとつをクリアさせるのが天才であるゆえんでしょうか。

 しかし、脱獄を成功させてから数日してニールは自分から刑務所に出頭し、再び収容されました。刑期が延びることは言うまでもないでしょう。
 
 その理由は、「脱獄に成功して満足したから」というもの

 彼の人生の“ゴール”は、私のような凡人が考える“幸せ”とはまったく違うもののようです。


 

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