ビジュアル系演歌歌手最上川司 「めざましテレビ」が密着 トークは苦手
演歌の世界で今人気が急上昇なのは、“ビジュアル系演歌歌手”の最上川司さんです。今月(2015年6月)、デビューシングル「まつぽいよ」がリリースされます。「めざましテレビ」がインタビューをしました。
山形発!世界初!!大型新人ビジュアル系演歌歌手登場!
「THE MICRO HEAD 4N’S」と二束のわらじ
最上川さんが“ビジュアル系”なのは、即興ではなく、本当にビジュアル系バンドもやっているのです。「THE MICRO HEAD 4N’S」というバンドのドラムを担当しています。
「めざましテレビ」では、海外でライブを行う映像が流れましたが、そこでは、ファンが“ENKA”の文字をかかげています。その期待に答えてか、演歌を披露する最上川さん(バンドでの名前は知りません)がいました。
トークがあまり得意ではない
もともと演歌が好きだったという最上川さん。本業のビジュアル系と好きな演歌を両方することができることに満足しているみたいです。
Q バンドとソロの違いは?
A バンドではメンバー同士で足りない部分を補うことができるがソロではひとり
レコードショップへのあいさつ回りは演歌歌手として大切な仕事らしいのですが、トークがあまり得意ではないという最上川さんは、行く先々で“ドキドキ”です。
Q 目標は?
A 紅白出場
「最上川っていいやつだな」と思われるような歌手になりたい、という最上川さんです。
抽象度をあげる
昨日、北野武監督の「TAKESHIES’」を観ました。たけしさんの映画を最初から最後まで観たのは初めてでした。
“芸人”としての“ビートたけし”と、“映画監督”としての“北野武”。“二人のたけし”というテーマでテレビ番組が組まれていたこともあったと記憶しています。
ただ、この映画を観た感想としては、“二人のたけし”という別々の“たけしさん”がいるわけではなく、その“二人”を包括する“たけし”さんがそこにいる、という印象を持ちました。
これを“抽象度を上げる”というのですが、動物を例にとると、「ネコ」と「イヌ」の抽象度をあげると、「動物」です。「動物」は「ネコ」も「イヌ」も包括します。
たけしさんの映画は、“芸人”としての“ビートたけし”も“映画監督”としての“北野武”も包括しているものだと思うのですが。
なぜ突然この話が出てきたというと、“ビジュアル系演歌歌手”というのは、“ビジュアル系”と“演歌歌手”からひとつ抽象度をあげたんだな、と思ったからです。