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自閉症スペクトラムとロバート・ライマンの世界 ミニマリズム絵画の“ありのまま”

公開日: : 最終更新日:2015/06/11 芸術

これは、“ロバート・ライマンが自閉症スペクトラム”という意味ではありません。児童精神科医のピーター・ザットマリが、ロバート・ライマンの描く世界を、「自閉症の人の眼で見た世界」と評したのです。



自閉症スペクトラムの見る世界
ある子どもが美容室に通っていたのですが、遠くに引越しをしてしまいました。電車で1時間くらいかかるところに引越したのですが、彼はその美容室に通い続けています。

引っ越した先の美容室に行かずに、通い続けていた店に1時間かけてわざわざやってくるのです。


私たちが「美容室」という言葉を聞くと、世界中にあるであろう「美容室」をイメージすることができますが、彼にとっては「初めて行った美容室」=「美容室」なのです。

私たちは、「美容室」を「お金を払って髪を切ってくれる場所」というように“抽象的”に捉えます。ですから、どこに引っ越してもその土地の美容室を探して行くことができます。

自閉症スペクトラムにとっては、「初めて行った美容室」=「美容室」以上の意味を「美容室」が持つことはありません。ですから、彼にとっては、引越し先の美容室は、改めて教わらない限り「美容室」ではないのです。



ロバート・ライマンの世界

ロバートライマン画像検索結果

どのように感じますか?

私たちは、物事をありのままをみているのではなく、記憶にある“言葉”や“イメージ”によって見ています。今、私が見ている風景は、昨日とは違っているはずなのに、それが同じものに見えるのは、“記憶で見ている”からなのです。

“ありのまま”、つまり“毎回違ったように”見えてしまうと脳が相当なエネルギーを必要としてしまうので、“見たこと”にしてしまうのです。


ロバート・ライマンの世界を前にすると、記憶も言葉も喚起されず、ただ“見ている”という状態がそこにあります。しかしそれは虚無感ではなく心地よさなのです。

私たちは、ただそれを“そのとおりに受け取る”だけです。自閉症スペクトラムではありませんか。

冒頭で紹介したザットマリによると、そこには“視覚的刺激に何ら深い意味を見出さないという喜び”があると言います。

それをふまえ、もう一度、ロバート・ライマンの絵画をみます。脳がものすごいエネルギーを使って“ありのままの世界”をみていませんか?

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