ネタバレ!BS11黒子のバスケ第73話「諦めませんか」 赤司対火神・黒子の目
公開日:
:
最終更新日:2015/06/22
メディア
6月22日(月)放送の「黒子のバスケ第73話」(BS11午後6時半~)は、“ゾーン”に入った無敵の赤司に火神と黒子が挑みます。たまたま私が持っている唯一の「黒子のバスケ29巻」が、現在放送されているところです。明日の放送がどこまでかわからないので、ひょっとしてこのブログで追い越してしまうかもしれません。
ただ内容を追うのではなく、話を膨らませます。“ゾーン”などのワードも出てきますので。
赤司は“サイコパス”か
最初から内容に直接関係がない“赤司サイコパス説”です。“サイコパス”とは何か?についてはこちらの記事を参考にしてください。
[記事]サイコパスとは?
注意をしなければいけないのは、「サイコパス=犯罪者」ではない、ということです。
「支配ゲーム」という思考回路、まさに赤司ではないですか。
WC(ウィンターカップ)の初日終了後の夜、赤司は洛山高校の調整用体育館でひとりたたずんでいます。そして意識的に“ゾーン”に入ります。
“ゾーン”とは、火神や青峰が入った“フロー状態”。“超集中状態”でもいいましょうか、とにかく潜在能力が開花した状態です。
“ゾーン”に入る方法に本能でたどり着いた青峰に感心しているところへ、チームメイトの三人(葉山、根武谷、実渕)がやってきます。
「少し相手を頼む」
という赤司。そえれは、“三人まとめて”という意味なのです。
それにブチ切れる三人ですが、“ゾーン”に入った赤司は三人を打ちのめします。
「なっ・・・」(実渕)
「マジ・・・かよ・・・」(根武谷)
「怪物すぎっしょ・・・・・赤司」(葉山)
と、信じられない様子の三人に赤司が忠告します。“ゾーン”は切り札で、その切り札を使うのは、
お前達に失望し、見限ったときだ
そしてそのときはやってきます。
“ゾーン”赤司対“ゾーン”火神
“ゾーン”に入った赤司は、“流星のダンク(メテオジャム)”にいこうとする火神を制します。そこから赤司は追ってくる火神を引き離し、残り四人をかわしゴールをきめます。
誠凛のタイムアウトの後も状況は同じ。伊月からスティールした赤司は再びひとりで誠凛のゴールに向かいます。そして決めます。
青峰率いる桐皇(とうおう)の試合でも、“ゾーン”青峰対“ゾーン”火神の“ゾーン対決”になりましたが、そのときの二人は互角でした。では、なぜ赤司と火神にはこんなに差があるのでしょうか。
桐皇のキャプテン今吉は、その差を、「天帝の眼(エンペラーアイ)」といいます。“未来を視ることができる唯一絶対の能力”です。
“第2の扉”とは?
火神が赤司に勝つために残されているのが、“第2の扉”です。
青峰は“ゾーン”に入ることを“扉を開ける”ことにたとえていますが、その先にあるのが“第2の扉”です。そして、その扉の前には門番がいます。
火神もその“扉”の存在に気が付いています。“門番”にも。そして、それを開けないかぎり赤司には勝てない、そう思っているのです。そういう火神に対して黒子が言います。
「諦めませんか」
それは、勝つことを諦める、ということではなく、“火神だけで”勝つことを諦める、という意味なのです。
それは、ただの気休めではなく、黒子は今の赤司と火神の差が“天帝の眼”であることに気が付いたのです。そして、こう言います。
ボクがその差を埋める「眼」になります。
おそらくアニメはここまでだと思います。