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吉田松陰と本 名言から人物を考える

公開日: : 最終更新日:2015/03/12 社会

 読書最も能(よ)く人を移す。畏(おそ)るべきかな書や。

 これは、私が好きな松陰の言葉です。現代語に訳すと、「読書には人を成長させる力がある。書物とはすごいものだ」です。私自身が読書が好きで、それによって自分が変わってきたことを実感しているので、「こんなことを言う人がいたのか」と大変心地よくなるのです。

 松陰は、教育者として知られていますが、もともとは実践者です。自分自身が渡米をして、外国の技術を学んで、それを日本にもたらそうとしたのですから。しかしそれは叶わず、松陰は生まれ故郷の萩に幽閉をされます。自由になった後も、萩から出ることはもはや許されず、大人しく私塾を開くことは許可されました。ですから、松陰が教育者として名を残すことになったのは、本人の意志というよりも、時代の流れの一つのような気がしてなりません。

「文武両道」という言葉があります。公教育などではそれを目指して、学校では勉強とスポーツの両立を推奨していますが、武は武士道によって人間を作り、文は書物によって人間を作るのです。
 松陰は刀を置いて書を取りました。武から文によって人間を形成したのです。

 松陰の作った松下村塾を象徴する言葉としてよく言われるのが、「寺子屋」(てらこや)です。寺子とは、お寺や神社の境内で遊んでいる子供のことです。そんな子供たちが社会に出てから困らないように、読み書きや計算を僧侶や宮司さんが教えたのが寺子屋です。
 寺子屋は日本の教育の原点とも言われています。寺子屋では、生徒同士を比較する、ということはありませんでした。現代のように、受験勉強のために存在していたのでもありません。
 ちなみに、私自身は、受験戦争を戦ってきたこともあり、現代教育を否定するものではありません。

 現在、私は仕事で児童福祉に関わっていますが、フリースクールを二十年近くやってきたある方から教わったのは、まさに「寺子屋」の思想でした。その方は、寺子屋という言葉こそ使いませんが、私の頭の中でははっきりと結び付いています。

「『この子がどうやって生きていけるか』、それだけを考えている」

といつも言っています。 
 

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