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資本主義とは?歴史から理解すればわかりやすい その1

公開日: : 最終更新日:2015/03/12 社会

 資本主義=金儲け主義、のように捉えてしまうと、その本質が見えなくなってしまいます。資本主義が誕生する前から貧富の差というのはもちろんありました。世界の富を独占していた個人や家族はいたのです。でも、それだけでは資本主義は生まれせんでした。
 では、資本主義とはいったい何なのでしょうか?ここでは、歴史から考えることによって、資本主義を理解していただきたいと思います。

 資本主義は、「お金儲けは悪」という思想から生まれました。先ほども言ったのですが、資本主義が誕生する前から貧富の差は存在していました。ここに、「お金儲けは悪」という思想が加わるとどうなるか。富む者は、持っているお金や土地を資本にして、つまり利用してさらに富を生み出すのです。
 その富を持つものを資本家と言いますが、あなたが資本家だとします。お金や土地を持っているだけなら「悪」ということになります(上記の思想によればです)。ではそれを利用して会社を作ります。すると、雇用が創出されます。つまり、仕事がない人々がそこで働くことができるのです。それは、わかりやすく言えば善い行いです。
 
 それをやり続けるとどうなると思いますか?いつか全人類が食べていけるだけの仕事が生み出されるということになります。もちろん理論上の話で、現実的にそうなっているのかはわかりません。

 では、その「お金儲けは悪」という思想は何なのか?それは、「プロテスタンティズム」です。
プロテスタンティズムは、キリスト教の一派という理解でここではいいと思います。「プロテスト」という言葉は「抗議する」という意味ですから、それまでのキリスト教の教えに「抗議する」人たちの集まり、そして思想がプロテスタンティズムです。

 プロテスタンティズムの中で重要な思想が、カルヴァンの「予定説」です。ここでは、「予定説」の解説をして、次回は、どうして「予定説」→「資本主義」になるのかを説明します。

 信仰者の関心事というのは、「神に救われるかどうか」です。カルヴァンが現れる前は、救われるかどうかを判断していたのは教会でした。
 カルヴァンは考えました。

 「そもそも神は、その人がどのような人生を歩んだかを見て救おうか救わないかを判断しているのではない。全知全能だから、その人がどのような人でどんな人生を歩むかなんてすでに知っているはずだ。だから、誰を救うか救わないかということはすでに決めているはずだ。つまり、それは予定されていることだ」。

 つまり、救われるかどうか、は人間には絶対にわからないのです。わかるとすれば神だけです。しかも、神はすでに知っている、決めている、これが「予定説」です。

 この「予定説」は多くの信者を生み出しました。「すでに救われるかどうか決まっているのならばどんな生き方をしても同じだ」と自棄を起こした人もいるかもしれませんが、それは、多くの勤勉、勤労な人々も生み出したのです。

                                                      続く

              
                                         







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