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渡る世間は鬼ばかり。岡倉家長女弥生(長山藍子)と夫野田良(前田吟)。

公開日: : メディア

「渡る世間は鬼ばかり」は、毎週木曜日にTBS系で放送されたテレビドラマです。一九九〇年から2〇一一年まで断続的に放送されました。全部で十シリーズあります。

 今回は、その中の第一シリーズ(一九九〇年放送)から、長山藍子演じる岡倉家長女弥生と、前田吟演じる夫野田良に着目してみました。
 私が興味を持ったのは、「働きたい」という弥生に猛反対をする良です。二人の子供も大きくなり、弥生は、社会との接点を持ちたいと、看護師として働くことを夫良に相談します。ところが良は猛反対。弥生は反対を押し切って働き始めますが、その後、良の弥生に対する不満が爆発します。

 社会背景を見てみます。「男女共同参画白書」によると、一九八〇年から二〇一三年にかけて、夫婦共働きの割合は増加の一途をたどっています。一九八〇年には約六〇〇万組でしたが、二〇一三年には約一〇六五万組います。割合で言うと、約三五%から約六〇%まで増加しています。
 原作者の橋田すが子さんは、ドラマのストーリーにその時代の背景を上手く取り入れています。
 一九九〇年代と言えば、バブルが崩壊し日本が不況を迎えた頃です。それまでの古い考え方に固執する男性と、経済的自立や社会進出を目指す女性が上手く描かれています。
 
「古い考え方」というのは、「男が主、女は従」というものです。妻は夫のことを「主人」と呼びます。夫は、「うちの奥さんは・・・」「うちの家内は・・・」と言います。「主人」という言葉からは、「男が上、女が下」という江戸時代に奨励された朱子学が想起されます。「奥さん」や「家内」という言葉は、「女性は家の中、奥にいるもの」を表しています。
 私は、「役割分担」はありだと思います。ですから、男が外に出て働き、女が家庭で家事や育児をする、というのがわるいとは思いません。
 ただ、これが逆だったとき、妻が稼ぎ夫が家事をやるという場合、そこに違和感を感じるならば、まだまだ朱子学の影響を受けているのかもしれません。「役割分担」と考えるならば、適材適所で考えればいいことです。

 さて、弥生が働くことで、長男長女は積極的にお手伝いをするようになります。弥生はそれを大変うれしく思いますが、良は気に入りません。
 あるとき、長女のあかりが晩御飯のおかずを焦がしてしまいました。弥生が仕事から帰ると、激怒した良がその焦げたおかずを絨毯にぶちまけます。弥生は笑顔で淡々と掃除をします。
 現代ならDV(ドメスティックバイオレンス)と受け取られてもおかしくないのですが・・・。

 

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