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なぜ富士山は世界「自然」ではなく「文化」遺産なのか?

公開日: : 観光・旅行

「世界遺産にされて富士山は泣いている」(野口健著 PHP)を参考にして書いています。

富士山が世界遺産に登録されたことは記憶に新しいところです。「世界遺産は世界遺産」と、私もこの本を読むまではそんなに関心はありませんでしたが、世界遺産には「自然遺産」「文化遺産」「複合遺産」の三種類が存在し、富士山はこの中の「文化遺産」なのです。

「自然遺産では?」と思われた方は多いのではないでしょうか。実は、富士山が世界遺産に登録されるまでには実に20年の歳月がかかりました。最初は自然遺産として申請していたのですが、「無理っぽい」と判断されたために文化遺産に切り替えた、そういう裏事情があるのです。

富士山は「信仰の山」としての文化遺産なのです。

この話は別の著書、記憶だけで書きますが、富士山にはこんな伝説が残っています。
清(現在の中国)の始皇帝が部下の徐福に「不死の薬」を探しに行くよう命じました。いろいろ探し回ったあげく徐福が「ここに不死の薬があるに違いない」と思ったのが富士山。もちろんそのときには「富士山」という名前はまだありません。徐福はその山を「不死山(ふじさん)」と名付けたのです。
富士山には人の信仰心を掻き立てるような何かがある、そんなことを考えさせられるエピソードです。

日本では、かなり昔から富士山は“修行”の場でした。江戸時代、もしくはその前から「富士講」が一般人の間にも急速に広まり現在まで続いています。「四国八十八ヶ所」のようなものですかね。

そういった「文化」、信仰の対象としての富士山に興味がある方はぜひこの本を読んでみてください。

最後まで読んでくださりありがとうございます。




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