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今朝の「めざましテレビ」で紹介、「イミテーション・ゲーム」。スマホの起源がここにある 

公開日: : メディア

 今朝の「めざましテレビ」で紹介された、ベネディクト・カンバーバッチ主演の「イミテーション・ゲーム」。2月22日(現地)に行われた「第87回アカデミー賞」で「脚色賞」を受賞しました。日本では3月13日から公開されます。

 ベネディクト・カンバーバッチが演じるのは天才数学者アラン・チューリング。私は、趣味で理系の本もけっこう読むのでこの名前は聞いたことがあります。コンピューターの歴史に必ず登場する人物です。
 彼があまり知られていないことには理由があり、それはその功績が隠されてきたからです。彼の仕事は「国家機密」でした。その仕事内容とともに彼のことも機密にされてきたのです。
 そんな彼の生涯が、彼が挑んだ「エニグマ」とともに描かれたのがこの映画です。

 ベネディクト・カンバーバッチはインタビューで、

「アラン・チューリングという英雄を知ってほしい。彼の功績のおかげでパソコンやスマホを使うことができる。彼の功績は隠されてきた」

と答えました。

「エニグマ」とは、第二次世界大戦のときにナチス・ドイツが用いていた暗号機のことです。「イミテーション・ゲーム」は天才数学者アラン・チューリングがこの「エニグマ」を解読し、「bomba」という解読の機械を発明するという物語です。「エニグマ」を解読できたかできなかったかで歴史が変わっていたとも言われています。
 
 アラン・チューリングの「仕事」について私が解説をするとはできませんが、その死後、彼の功績はいろいろな形で認められています。
 私に理解できるのは、科学者の「仕事」は、ランダムの中から法則性を見つけ出す、ということです。暗号解読やコンピューターの開発に必要なのは、言語の中に普遍性を見つけることですが、これは単純な「文法」というわけではありません。日本語と英語ではまったく違いますからね。あらゆる言語について普遍な法則を見つけること、です。
 ACM(アメリカをベースとする計算機科学分野の国際学会)は、1966年から、コンピューター社会に技術的に貢献した人物にチューリング賞を授与しています。これは、コンピューター関係者のノーベル賞とも言われています。
 1999年には、タイム誌の「タイム100:20世紀の最も影響力のある100人」で、アイン・シュタインらとともにチューニングが選ばれました。その中に、ナチスのヒトラーもいます(あくまで「影響力」ですから)。

 今回紹介された「イミテーション・ゲーム」も彼の功績を見直すひとつでしょう。

まとめ
 アラン・チューリングという「エニグマ」の解読に成功をした天才数学者を描いた映画「イミテーション・ゲーム」。現代、誰もが使うパソコンやスマートフォンの礎を築いた人物でもあります。
 

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