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「テレビジャック」古賀茂明さんが紹介したガンジーの言葉とは?

公開日: : 社会

 元経済産業省官僚の古賀茂明さんが、3月27日の「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、自身の降板理由について語り、司会の古舘伊知朗さんと口論に。政治的な圧力によって降板になったことをにおわせる古賀さんに対して、古舘さんが「ちょっと待ってください。今の話は承服できません」と反論しました。

 古賀さんは、最後にマハトマ・ガンジーの言葉を引用し、裏で圧力をかけるのではなく言いたいことは自然に言いましょう、と最後の出演を飾りました。

 そのガンジーの言葉とは、以下のとおりです。

あなたがすることのほとんどは
無意味であるが
それでもしなくてはならない
そうしたことをするのは
世界を変えるためではなく
世界によって自分が
変えられないようにするためである

 ガンジーと言えば、「差別」と戦った人です。インドには「カースト制度」という制度がかつてありました。1950年に法的には完全に撤廃されましたが、いまだにその影響は残っています。
 
 諸説ありますが、「カースト制度」は、インドに進出して原住民を征服したアーリア人が、それを正当化するために作った思想が元になったとも言われています。

 今から約2500年前に、釈迦はこの「カースト制度」に反対をしました。表立って反対をしたかどうかはわかりませんが、武士階級であるクシャトリアだった釈迦が、僧侶であるバラモンのような活動をしたのですから、その生き方によって反対をしていたと言えます。
 さらに、釈迦は「カースト制度」に関係なく弟子をとりました。最も上の階級であるバラモンから、「アウトカースト」という、階級の中にすら存在していなかった人々も弟子にとり、同じように接しました。

 とうぜん、バラモン階級をはじめ、「カースト制度」を擁護する立場の人たちから反感を買い、釈迦や弟子たちは迫害にあいます。
 最近、釈迦の言葉(どれが本当の釈迦の言葉であるかを証明することはできません)がわかりやすく解説された本も多く書店で見かけるようになりましたが、常に迫害を受けているような状況であれらの言葉が出てくるのですからやはりすごい方なのでしょうか。

 
 ガンジーも、誰に対しても平等に接するような方だったはずです。表立って「カースト制度」に反対することはなかったとしても、その生き方は、釈迦のように差別に反するものであったはずです。「世界によって自分が変えられない」という言葉は、そのような、制度や「差別の空気」に自分が取り込まれない、という意味だと思います。


まとめ
 古賀茂明さんがガンジーの言葉を引用した意味を私なりにまとめておきます。私たちは、誰しも「大きな力」によって抑圧されています。ところが、それらに慣れていくうちに抑圧されていることにも気が付かなくなります。
 そうならないためには、行動をすること。その行動は必ず多くの批判をうけるし、釈迦やガンジーのように迫害を受けることもあるかもしれません。
 決して、その行動によって世の中を変えられるわけではありません。釈迦ほどの人でもインド社会を変えたのではないのです。
 では、何のために行動をするかというと、それが「世界によって自分が変えられない」ためです。
 
 

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