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追い風参考もついに夢の9秒台!陸上桐生祥秀。これで「日本人は9秒台で走れる」と頭に入った

公開日: : 芸能・スポーツ

 陸上男子の桐生祥秀選手(東洋大学)が、アメリカの「テキサスリレー」(28日、米テキサス州オースティン)に参加。男子100メートルで、3、3メートルの追い風参考記録ながら9秒87で優勝をしました。しかも優勝候補である米のライアン・ベイリーさんに勝っての優勝です。

 ライアン・ベイリーさんは自己ベスト9秒88で、2012年に行われたロンドンオリンピックでは決勝に残り5位に入りました。

 桐生選手の実力は、すでに9秒台が当たり前のオリンピックの決勝レベルだということです。


 私は、このニュースを観て、「日本人が9秒台を出すことは今後あたりまえになる」とやや興奮をしました。それは根拠があることなのです。


 1954年まで、陸上の1600メートルで、4分をきることは不可能だと言われていました。ところが、イギリスのロジャー・バニスターさんが、3分59秒4で4分を初めて切ると、その後、4年間で40回以上もあらゆる選手によって4分の壁は破られました。

「AFFIRMATION『言葉』があなたの人生を決める」(苫米地英人著 マーク・シューベルト監修 フォレスト出版)によると、これは、ロジャー・バニスターさんが4秒台を切ったことで、「4秒台を切ることは可能なんだ」ということが他の選手達の頭に入ったからです。

 この「可能なんだ」「できるんだ」というのを「エフィカシー」と言い、コーチングの世界では重要な言葉です。
 あなたが「何を達成するか」は、多くの場合「何を信じるか」によって決まってきます。それを「ブリーフシステム」といいます。そして、その「ブリーフシステム」は、ほとんどの場合、周囲の言葉によって形成されます。

 子育てを例にとると、親から「あなたはできる」と肯定的な言葉をかけられて育った子どもは、いろいろなことを成し遂げるようになります。逆に、「あなたには無理よ」「現実を見なさい」と否定的な言葉をかけられた子どもは、泣かず飛ばずになってしまいます。

 単純に言うとこのようになりますが、私たちは、自分で思っている以上に周囲の「言葉」や「評価」によって自分に制限をくわえています。


「日本人が9秒台で走るのは無理」という、日本の陸上の短距離選手達の「ブリーフシステム」は桐生選手のおかげで破られたことでしょう。さらに、桐生選手ご本人のエフィカシーは「9秒台で走れるんだ」になっているはずですから、今後、当たり前のように9秒台で走ることが期待できます。


まとめ
「あなたには無理」「これが現実だ」という言葉を私たちは何気なく受け入れて生きています。これを「ブリーフシステム」といい、実際にそれが自分の人生を形づくっているのです。
「日本人には9秒台は無理」という「ブリーフシステム」が私たち日本人の頭に入っています。
 桐生さんが9秒台で走ったことは、この「ブリーフシステム」を破壊しました。「日本人にもできるんだ」という「ブリーフシステム」に変化したのです。
 これが、日本のスプリンターたちの「エフィカシー」をあげる、つまり「自分も9秒台で走れる」と思える人たちが増えることにつながります。


参考記事
受験生のみなさんへ。入試突破に「アファメーション」を知っておこう
サッカー日本代表新監督に就任するのは?岡田監督復活期待
「エフィカシー」や「ブリーフシステム」について解説しましたが、これらをコントロールするコーチングの方法が「アファメーション」です。この二つの記事では「アファメーション」について取り上げています。
 読書好きの方はぜひ著書をあたってみてください。








 

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